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大学から始めた部活動:うらじゃ「陽輝」

 私は、大学生になって、うらじゃ部「陽輝」に所属しました。うらじゃとは、27年前、温羅(うら)の伝説から生まれた祭りです。岡山の地域・文化・歴史に根ざし、市民参加型の祭という特徴があります。  私は、岡山県倉敷市出身ですが、うらじゃをしたことも見たこともありませんでした。地域マネジメント学科に所属しているのに、自分の住んでいるところことを知らないなぁと思いました。  入学してから気になり始め、部見学もせずに入部届を出しました。今思えば、なかなかにすごいことをしてしまったなと思います。  うらじゃ部「陽輝」は5人で活動しています。他の団体に比べて人数は少ないですが、頑張って活動しています。毎年、倉敷よさこいや奉還町商店街で行われるイベントのエコナイトなどに参加しています。 写真:奉還町エコナイトでの演舞  しかし、2020年度はコロナウイルスの影響でイベント参加が難しかったです。そのため、中止されたイベントが多くあったため、2020年度に参加したイベントは、学園祭と部長会主催のクリスマス会だけでした。また、2019年11月に開催予定だったアオハル祭が2021の夏に延期されたため、それに向けての練習を行う予定です。  うらじゃ部に所属したことによって、私自身が変わったところがあります。  一つ目は、人見知りが少なくなったことです。私は人見知りが激しく、自分から話すということがとても苦手でした。しかし、うらじゃを通して積極的に人に関わることが増えたため、始める前ほどの苦手意識が少なくなりました。  二つ目は、人前に出ることが平気になりました。今までは発表の場では失敗することを恐れていました。しかし、うらじゃは楽しむことが大切なため、失敗してもまわりの人が楽しめるようにしています。 写真:奉還町エコナイトでの記念撮影 注)この原稿は2021年3月に作成したものです。 文責:難波(3年生)

SDGsをテーマにした出前講義

 地域マネジメント学部で、環境論や環境政策論などを教えている白井といいます。私は講義の中で、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)をとりあげるようにしています。  最近は、SDGsをテーマにした出前講義を、高校でさせていただくことが増えてきました。高校生を対象に次のような講義をさせていただいています。 授業1:将来の職業を通じて、SDGsにどう貢献するかを考える  授業の事前に、SDGsのことを解説する動画を見てもらい、そのうえで、自分が希望する将来の職業が、SDGsのどのようなゴールと関連するか、さらにより多くのSDGsに貢献できるように、どのような工夫を行うかを考えて、レポートを提出してもらいました。  提出されたレポートを読ませていただき、8人を選び、授業でレポートの内容を発表してもらいました。さらに、それを踏まえて、SDGsを達成するうえで重要な点をお話する授業を行いました。 授業2:自分の関心問題と気候変動との関連を考える  SDGsを理解し、実践していくためには、目標とするゴールはつながっていることを捉えたり、異なるゴールに共通する“根っこ”の問題があることを知ることが大切です。  私の大学の講義では、①あなたの関心問題は何ですか、②その関心問題と気候変動の問題がどのようにつながっていますか、③その関心問題と気候変動の根っこにはどのような問題が隠されていますか、という問いをたて、その答えを考えてもらっています。  高校での模擬講義でも、大学の講義と同じような問いかけをさせていただき、考えてもらいました。 授業3:SDGsの視点からみた地域の課題(講演形式)  SDGsは多様なテーマを含んでおり、SDGsを参考にして、探求学習等での活動テーマを決めていくことができます。例えば、SDGsの17のゴールの内容は、地球全体や開発途上国におけるグローバルな課題が多く示されており、地域において取り組むべき国際的な問題を考える際に参考になります。  また、SDGsの17のゴールに対応する地域内の課題(ローカルな課題)を考え、その地域内の課題への取組みを考えることも重要です。では、SDGsの視点からみた岡山の課題ななんでしょうか。都道府県別のデータ等を用いて、お話をさせていただいています。  他にも、SDGsを活かした...

香川からの長距離通学

 私は、入学した時から今も継続して、香川県からの通学を続けています。片道約1時間半をかけて通学しています。最初は長距離通学に対して不安な気持ちもありましたが、だんだんと慣れました。今では、この長距離通学を卒業まで続けるということが自分の中での目標の一つになっています。  1限目9時からの講義が入っているときは、家を6時半ごろに出ます。冬は特に家を出るころは周りが真っ暗で厳しい寒さに耐えながらの通学は結構キツイです…。でも、3限目や4限目からの講義だと、朝ゆっくり家を出ることができます。私が今でも苦手なことは、1限目に合わした電車に乗るときの早起きです(笑)岡山で下宿をしていたら、あと1、2時間は多く寝れるのになぁと思うことも時々ありますが、その気持ちを乗り越えながらなんとか頑張っています!大学に入学してもう2年が終わりましたが、まだ5時半起きは慣れないです(笑)それ以外には特に苦労していることはないです!  長距離通学のメリットは、通学時間を活用していろいろなことができることや自分のやりたいことを継続できること、などがあると思います。デメリットは、交通費が他の人に比べると少し高くなってしまうこと、私のように香川からの通学の場合、瀬戸大橋が強風や大雨などの影響で通行止めになった場合は通学ができないこと、電車の本数が少ないこと、などがあると思います。まだ、瀬戸大橋が止まって通学ができなかったことはそんなに多くは経験したことはないですが、去年1度だけ、踏切の故障で瀬戸大橋を渡れず、学校に行けなかったことがありました。  周りからは、「長距離通学大変やろ~」という声を掛けられることが多いです。でも、私は自分のやりたいことがあって、自分で決めたことだから、大変な時もあるけど頑張ろうって思えます。  私が長距離通学をするという選択をした理由は、まず地元が大好きだということ、そして、もう一つ大きな理由は、幼いころから続けている“和太鼓”を続けたいという思いが強かったからです。私が所属している「和太鼓集団 響屋」というチームでは、週に2~3回稽古をしていて、イベントがたくさんあるシーズンになるとほぼ毎週のように、土日は県内外で演奏活動をしています。(去年は特にコロナ禍という制限があったので、ほとんど人前で演奏することができませんでした…。)私の中ではこの和太鼓が生活の一部になってい...

新型コロナの影響下での講義・試験、スポーツ大会

新型コロナの影響と助け合ってきた大学生活  2020年4月1日。新型コロナウイルスの影響が出始め、例年とは違う異例の形で入学式と顔合わせ会が行われました。  感染拡大防止策を徹底的に行いながら、オリエンテーションと前期の講義が始まりました。しかし2週間も経たないうちに緊急事態宣言が発布され、5月初旬より全面オンライン授業という教授・学生共に、未経験の未曾有の事態に陥りました。  初めは四苦八苦したオンライン講義でしたが、4月最初に数回学校に登校できたおかげで、その時に知り合った友人などと情報交換などを行い、この困難に立ち向かいました。6月になり緊急事態宣言が解除され、徐々に対面授業が再開しました。  前期は全員集合する対面講義が週に1回だったため、対面講義の実施日は週に1回の貴重な時間、かつ楽しみな時間でした。   7月も終盤に差し掛かり、第1波のピークが過ぎ去った頃に、大学生になり初めての試験がありました。  高校生の時とは違い、テストに資料の持ち込み可能など今までとはないスタイルがありました。この時も、入学当初より更に仲を深めた友達などと協力をしながら資料の作成や対策などを講じ、本番に臨みました。  この協力のおかげで、皆それぞれ自分の満足に近い評価やこれからの頑張りが必要な分野について把握でき、いい評価を得る一端を担うことが出来たことだと思います。  9月に入りなかなか新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、後期の講義の方針が出されました。  それは前期よりはましではあるものの対面講義とオンライン講義を組み合わせるいわゆるハイブリッド方式でした。前期よりかは、登校回数が増えたものの本来の大学生の生活ではまだないように感じます。 学友会主催のスポーツ大会で総合優勝  このような状況の中ではあるもの感染拡大防止策を徹底的に講じ10月末に学友会主催でスポーツ大会が行われました。これは、学部・学科でチームを編成し綱引きや障害物競走をするというものでした。  私たち地域マネジメント学科1年は2チームを編隊し、勝負に臨みました。残念ながら、Bチームは初戦敗退してしまいましたが、私が所属していたAチームでは、綱引きが2位、障害物競走が1位という好成績を残し総合優勝を果たしました。  なかでも特に印象に残っているのが私自身も出場した綱引きです。最初は、楽しめればいいという...

地域マネジメント実習~未来カルテの作成と未来ワークショップ

未来ワークショップの提案  地域マネジメント実習で、和気町役場に行かせていただきました。和気町は自然が豊かな上に交通の便がよく、移住者に人気のある町です。  私たちの実習では、移住者の支援業務の手伝いをさせていただくこともありましたが、メインは未来ワークショップでした。  和気町では、ちょうど総合計画策定を策定する仕事の最中で、その一環としてワークショップを行うことになっていました。私は、ワークショップの事例を調べているときに、千葉大学の倉阪秀史教授が開発・実践されている未来ワークショップのことを知りました。和気町に提案したところ採用され、未来ワークショップを行うことになりました。  未来ワークショップでは、地域の未来を予測したデータを集めて未来カルテを作成し、それを参加者に伝え、地域の将来への理解を深めてもらったうえで、あるべき未来を考え、バックキャスティングの方法で、これから行うべき取り組みについて、提言を行うものです・  バックキャスティングとは、現在の姿から未来を考えるのではなく、未来のあるべき姿から未来を起点に解決策を見つける思考法です。これにより、現在行っていることの延長ではない、飛躍的なアイディアや新しい発想が生まれやすいことが期待されます。 未来カルテの作成と未来ワークショップの実践  未来ワークショップで使用する未来カルテは、私たちが作成させていただきました。未来カルテの元データは、千葉大学の倉阪先生が作成している計算ソフト(注1)を使用させていただきました。一部、地域経済分析システム(RESAS:リーサス、注2)のデータも使用しました。倉阪先生の計算ソフトでは、自治体コードを打ち込むと、20年後の人口データや産業のデータを表示させることができます。  ワークショップは、中学生、高校生、大学生、社会人を対象に、別々に行いました。その都度、和気町の未来カルテを説明させてもらいました。  未来カルテを使うことによって、20年後の和気町について想像しやすくなり、中学生や高校生にもわかりやすかったのではないかと思います。  しかし、バックキャスティング思考は中学生や高校生には少し難しかったのか、理想の将来像として実現不可能のような、大胆な意見は出てこなかったように感じます。  それに対し社会人は、バックキャスティング思考により、思いつかないような理想の将来...

地域マネジメント実習:「おかでんチャギントン」特別イベントを企画し、実現しました。

 今回、私たち2名は、地域マネジメント学部3年時前期の実習(地域マネジメント実習)として、岡山電気軌道さんにお世話になりました。  私がこの実習先を選択した理由は、自分が生まれ育った「岡山」についてもっと知りたい、地元から愛されている企業について興味がある、岡山電気軌道がもたらす地域への影響について追及したいという、思いがあったからです。    実習の中で、もっともメインな取り組みがイベントの企画でした。このイベントは、岡山電気軌道が運営している「おかでんチャギントン」という路面電車を利用して、コロナの影響で遊ぶ機会が減っている子供たち向けに、1日限定で行うものでした。  私たちから、具体的な企画を提案させていただき、おかでんチャギントンプロジェクトメンバーの方の指導を受けて、「写真撮影」、「チャガー探し」、「お面作り」、「お願い事」という4つのアクティビティを実現しました。  イベント当日までにチケットを完売することができ、イベントも無事に終えることとができました。  イベントの参加者アンケートの結果では、どの企画もお客様からの評価が高く、満足をいただいたことがわかりました。      私にとって、このイベントは、実践を通して、イベントの企画をどのようにつくるか、イベントを実現させるためにはどういったことが必要なのかを身をもって、知る機会となりました。  このイベント以外にも、実習では、路面電車の現状の問題点を見つけ、それについての改善策を出してみんなで話し合ったり、両備グループが運営している施設へ行ったり、たくさんの経験や知識を教えていただきました。  実習全体を通して、1つのことを行うための多くの方々との関わりや協調性が大切であることを学びました。仕事ではひたすら業務をこなすことも大切ですが、仲間との協調性や思いやりが必要だと改めて感じました。  正直にいうと、実習を始める前は、不安とプレッシャーでいっぱいでした。しかし、いざやってみると今まで感じたことのないような達成感を感じ、いつの間にか熱中している自分がいて、とてもやりがいを感じることができました。  この実習で得た知識や、お世話になった企業の方々との関わりや協調性の大切さを、今後の活動に活かしていきたいです。    「おかでんチャギントン」は、公共交通を「移動の手段から楽しむ目的」にするという狙...

地域マネジメント実習〜SDGs を知ってもらうために

  「SDGs」って知っていますか?  皆さん、いきなりですが「SDGs」って知っていますか?  地域社会や環境について勉強している人は、耳にしたことがある言葉かもしれません。  今、新型コロナウイルスの流行が世界的に問題になっていますが、世界または日本の中では、新型コロナウイルス以外にも、もっと前から問題に直面し、解決に向けて動いていることがたくさんあります。  そうした解決すべき諸問題のゴールを定めたのが、SDGs( Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)です。SDGs とは、持続可能性を損なうような世界で起こる問題を解決していくために、2015年に国連で開かれたサミットでつくられた目標のことです。SDGsは、世界中で起こっている、環境問題、生活難、差別などの問題を網羅し、2030年までに解決することを目指しています。  私たちは、3年生が前期に行う地域マネジメント実習で、環境学習センター「アスエコ」に受入れをしていただき、SDGsに関するプロジェクトに参加させいただきました。そのことを書いていきます。 環境学習センター「アスエコ」と実習の様子  環境学習センター「アスエコ」では、施設内の展示やイベントなどで地球や地域の環境についてその大切さを伝えていく普及啓発を行っています。  実習では、主に「SDGsカードゲームX」の岡山県版の作成、小学生向け出前授業の参加とそのほかに学習センター内の業務のお手伝いをさせていただきました。その中でも私たちは特に「SDGsカードゲームX」の岡山県版の作成に意欲的に取り組みました。  「SDGssカードゲームX」は、「SDGs」を実現するうえでのトレードオフを、身近なリソースで解決していくというものです。  トレードオフとは、例えば、気候変動防止のために、太陽光発電パネルを各所に設置するが、それにより土砂崩れや景観悪化の問題が危惧される場合があるなどです。  リソースとしては、ロボットや人工知能等の最先端な技術とともに、後楽園や美観地区など岡山にある地域資源を取り入れました。  トレーオフカードをひき、その問題の解決を手持ちのリソースカードで解決する物語をつくりだすという遊びになります。  実習の中で私たちは、小学生に「SDGs」を学んでもらうために、身近な岡山県の中で起こって...