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1月, 2021の投稿を表示しています

新型コロナの影響下での講義・試験、スポーツ大会

新型コロナの影響と助け合ってきた大学生活  2020年4月1日。新型コロナウイルスの影響が出始め、例年とは違う異例の形で入学式と顔合わせ会が行われました。  感染拡大防止策を徹底的に行いながら、オリエンテーションと前期の講義が始まりました。しかし2週間も経たないうちに緊急事態宣言が発布され、5月初旬より全面オンライン授業という教授・学生共に、未経験の未曾有の事態に陥りました。  初めは四苦八苦したオンライン講義でしたが、4月最初に数回学校に登校できたおかげで、その時に知り合った友人などと情報交換などを行い、この困難に立ち向かいました。6月になり緊急事態宣言が解除され、徐々に対面授業が再開しました。  前期は全員集合する対面講義が週に1回だったため、対面講義の実施日は週に1回の貴重な時間、かつ楽しみな時間でした。   7月も終盤に差し掛かり、第1波のピークが過ぎ去った頃に、大学生になり初めての試験がありました。  高校生の時とは違い、テストに資料の持ち込み可能など今までとはないスタイルがありました。この時も、入学当初より更に仲を深めた友達などと協力をしながら資料の作成や対策などを講じ、本番に臨みました。  この協力のおかげで、皆それぞれ自分の満足に近い評価やこれからの頑張りが必要な分野について把握でき、いい評価を得る一端を担うことが出来たことだと思います。  9月に入りなかなか新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、後期の講義の方針が出されました。  それは前期よりはましではあるものの対面講義とオンライン講義を組み合わせるいわゆるハイブリッド方式でした。前期よりかは、登校回数が増えたものの本来の大学生の生活ではまだないように感じます。 学友会主催のスポーツ大会で総合優勝  このような状況の中ではあるもの感染拡大防止策を徹底的に講じ10月末に学友会主催でスポーツ大会が行われました。これは、学部・学科でチームを編成し綱引きや障害物競走をするというものでした。  私たち地域マネジメント学科1年は2チームを編隊し、勝負に臨みました。残念ながら、Bチームは初戦敗退してしまいましたが、私が所属していたAチームでは、綱引きが2位、障害物競走が1位という好成績を残し総合優勝を果たしました。  なかでも特に印象に残っているのが私自身も出場した綱引きです。最初は、楽しめればいいという

地域マネジメント実習~未来カルテの作成と未来ワークショップ

未来ワークショップの提案  地域マネジメント実習で、和気町役場に行かせていただきました。和気町は自然が豊かな上に交通の便がよく、移住者に人気のある町です。  私たちの実習では、移住者の支援業務の手伝いをさせていただくこともありましたが、メインは未来ワークショップでした。  和気町では、ちょうど総合計画策定を策定する仕事の最中で、その一環としてワークショップを行うことになっていました。私は、ワークショップの事例を調べているときに、千葉大学の倉阪秀史教授が開発・実践されている未来ワークショップのことを知りました。和気町に提案したところ採用され、未来ワークショップを行うことになりました。  未来ワークショップでは、地域の未来を予測したデータを集めて未来カルテを作成し、それを参加者に伝え、地域の将来への理解を深めてもらったうえで、あるべき未来を考え、バックキャスティングの方法で、これから行うべき取り組みについて、提言を行うものです・  バックキャスティングとは、現在の姿から未来を考えるのではなく、未来のあるべき姿から未来を起点に解決策を見つける思考法です。これにより、現在行っていることの延長ではない、飛躍的なアイディアや新しい発想が生まれやすいことが期待されます。 未来カルテの作成と未来ワークショップの実践  未来ワークショップで使用する未来カルテは、私たちが作成させていただきました。未来カルテの元データは、千葉大学の倉阪先生が作成している計算ソフト(注1)を使用させていただきました。一部、地域経済分析システム(RESAS:リーサス、注2)のデータも使用しました。倉阪先生の計算ソフトでは、自治体コードを打ち込むと、20年後の人口データや産業のデータを表示させることができます。  ワークショップは、中学生、高校生、大学生、社会人を対象に、別々に行いました。その都度、和気町の未来カルテを説明させてもらいました。  未来カルテを使うことによって、20年後の和気町について想像しやすくなり、中学生や高校生にもわかりやすかったのではないかと思います。  しかし、バックキャスティング思考は中学生や高校生には少し難しかったのか、理想の将来像として実現不可能のような、大胆な意見は出てこなかったように感じます。  それに対し社会人は、バックキャスティング思考により、思いつかないような理想の将来