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香川からの長距離通学

 私は、入学した時から今も継続して、香川県からの通学を続けています。片道約1時間半をかけて通学しています。最初は長距離通学に対して不安な気持ちもありましたが、だんだんと慣れました。今では、この長距離通学を卒業まで続けるということが自分の中での目標の一つになっています。

 1限目9時からの講義が入っているときは、家を6時半ごろに出ます。冬は特に家を出るころは周りが真っ暗で厳しい寒さに耐えながらの通学は結構キツイです…。でも、3限目や4限目からの講義だと、朝ゆっくり家を出ることができます。私が今でも苦手なことは、1限目に合わした電車に乗るときの早起きです(笑)岡山で下宿をしていたら、あと1、2時間は多く寝れるのになぁと思うことも時々ありますが、その気持ちを乗り越えながらなんとか頑張っています!大学に入学してもう2年が終わりましたが、まだ5時半起きは慣れないです(笑)それ以外には特に苦労していることはないです!

 長距離通学のメリットは、通学時間を活用していろいろなことができることや自分のやりたいことを継続できること、などがあると思います。デメリットは、交通費が他の人に比べると少し高くなってしまうこと、私のように香川からの通学の場合、瀬戸大橋が強風や大雨などの影響で通行止めになった場合は通学ができないこと、電車の本数が少ないこと、などがあると思います。まだ、瀬戸大橋が止まって通学ができなかったことはそんなに多くは経験したことはないですが、去年1度だけ、踏切の故障で瀬戸大橋を渡れず、学校に行けなかったことがありました。

 周りからは、「長距離通学大変やろ~」という声を掛けられることが多いです。でも、私は自分のやりたいことがあって、自分で決めたことだから、大変な時もあるけど頑張ろうって思えます。

 私が長距離通学をするという選択をした理由は、まず地元が大好きだということ、そして、もう一つ大きな理由は、幼いころから続けている“和太鼓”を続けたいという思いが強かったからです。私が所属している「和太鼓集団 響屋」というチームでは、週に2~3回稽古をしていて、イベントがたくさんあるシーズンになるとほぼ毎週のように、土日は県内外で演奏活動をしています。(去年は特にコロナ禍という制限があったので、ほとんど人前で演奏することができませんでした…。)私の中ではこの和太鼓が生活の一部になっていたので、この活動をやめて大学に進学するという決断はできず、活動を続けるためには香川でいた方がいいと考えたので、長距離通学の選択をしました。


 このように自分のやりたいことをして、自分の時間を大切にしながらも、学校にも通うという両立は大変こともあるけど、私はとてもやりがいを感じています。両立を続けるうえで、私は自分のやりたいことを続けるんであれば、学校の課題などやらなければいけないことはしっかりこなすということを大切にしています。そして、実家で暮らしているということで、一人暮らしの人と比べると、両親に助けてもらっていることが多いです。自分のやりたいことをやらせてもらっているので、少しでも自立をして、地元でバイトも続けていて、家事も積極的に手伝うことを心がけています。

 今は和太鼓の方では、3月下旬に開催が決定している自主コンサートに向けて、稽古に励んでいます。大学と和太鼓の活動、両立が難しい時もあるけど、私はこの生活を楽しく思っています。自分のやりたいことがあるという人は、少しだけ頑張って、長距離通学に挑戦してみることも、私はおすすめできます! 

 私は、卒業までのあと2年間、最後まで頑張り続けたいと思います。


  文責:原(2年生)

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