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新型コロナの影響下での講義・試験、スポーツ大会

新型コロナの影響と助け合ってきた大学生活  2020年4月1日。新型コロナウイルスの影響が出始め、例年とは違う異例の形で入学式と顔合わせ会が行われました。  感染拡大防止策を徹底的に行いながら、オリエンテーションと前期の講義が始まりました。しかし2週間も経たないうちに緊急事態宣言が発布され、5月初旬より全面オンライン授業という教授・学生共に、未経験の未曾有の事態に陥りました。  初めは四苦八苦したオンライン講義でしたが、4月最初に数回学校に登校できたおかげで、その時に知り合った友人などと情報交換などを行い、この困難に立ち向かいました。6月になり緊急事態宣言が解除され、徐々に対面授業が再開しました。  前期は全員集合する対面講義が週に1回だったため、対面講義の実施日は週に1回の貴重な時間、かつ楽しみな時間でした。   7月も終盤に差し掛かり、第1波のピークが過ぎ去った頃に、大学生になり初めての試験がありました。  高校生の時とは違い、テストに資料の持ち込み可能など今までとはないスタイルがありました。この時も、入学当初より更に仲を深めた友達などと協力をしながら資料の作成や対策などを講じ、本番に臨みました。  この協力のおかげで、皆それぞれ自分の満足に近い評価やこれからの頑張りが必要な分野について把握でき、いい評価を得る一端を担うことが出来たことだと思います。  9月に入りなかなか新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、後期の講義の方針が出されました。  それは前期よりはましではあるものの対面講義とオンライン講義を組み合わせるいわゆるハイブリッド方式でした。前期よりかは、登校回数が増えたものの本来の大学生の生活ではまだないように感じます。 学友会主催のスポーツ大会で総合優勝  このような状況の中ではあるもの感染拡大防止策を徹底的に講じ10月末に学友会主催でスポーツ大会が行われました。これは、学部・学科でチームを編成し綱引きや障害物競走をするというものでした。  私たち地域マネジメント学科1年は2チームを編隊し、勝負に臨みました。残念ながら、Bチームは初戦敗退してしまいましたが、私が所属していたAチームでは、綱引きが2位、障害物競走が1位という好成績を残し総合優勝を果たしました。  なかでも特に印象に残っているのが私自身も出場した綱引きです。最初は、楽しめればいいという...

地域マネジメント実習~未来カルテの作成と未来ワークショップ

未来ワークショップの提案  地域マネジメント実習で、和気町役場に行かせていただきました。和気町は自然が豊かな上に交通の便がよく、移住者に人気のある町です。  私たちの実習では、移住者の支援業務の手伝いをさせていただくこともありましたが、メインは未来ワークショップでした。  和気町では、ちょうど総合計画策定を策定する仕事の最中で、その一環としてワークショップを行うことになっていました。私は、ワークショップの事例を調べているときに、千葉大学の倉阪秀史教授が開発・実践されている未来ワークショップのことを知りました。和気町に提案したところ採用され、未来ワークショップを行うことになりました。  未来ワークショップでは、地域の未来を予測したデータを集めて未来カルテを作成し、それを参加者に伝え、地域の将来への理解を深めてもらったうえで、あるべき未来を考え、バックキャスティングの方法で、これから行うべき取り組みについて、提言を行うものです・  バックキャスティングとは、現在の姿から未来を考えるのではなく、未来のあるべき姿から未来を起点に解決策を見つける思考法です。これにより、現在行っていることの延長ではない、飛躍的なアイディアや新しい発想が生まれやすいことが期待されます。 未来カルテの作成と未来ワークショップの実践  未来ワークショップで使用する未来カルテは、私たちが作成させていただきました。未来カルテの元データは、千葉大学の倉阪先生が作成している計算ソフト(注1)を使用させていただきました。一部、地域経済分析システム(RESAS:リーサス、注2)のデータも使用しました。倉阪先生の計算ソフトでは、自治体コードを打ち込むと、20年後の人口データや産業のデータを表示させることができます。  ワークショップは、中学生、高校生、大学生、社会人を対象に、別々に行いました。その都度、和気町の未来カルテを説明させてもらいました。  未来カルテを使うことによって、20年後の和気町について想像しやすくなり、中学生や高校生にもわかりやすかったのではないかと思います。  しかし、バックキャスティング思考は中学生や高校生には少し難しかったのか、理想の将来像として実現不可能のような、大胆な意見は出てこなかったように感じます。  それに対し社会人は、バックキャスティング思考により、思いつかないような理想の将来...

地域マネジメント実習:「おかでんチャギントン」特別イベントを企画し、実現しました。

 今回、私たち2名は、地域マネジメント学部3年時前期の実習(地域マネジメント実習)として、岡山電気軌道さんにお世話になりました。  私がこの実習先を選択した理由は、自分が生まれ育った「岡山」についてもっと知りたい、地元から愛されている企業について興味がある、岡山電気軌道がもたらす地域への影響について追及したいという、思いがあったからです。    実習の中で、もっともメインな取り組みがイベントの企画でした。このイベントは、岡山電気軌道が運営している「おかでんチャギントン」という路面電車を利用して、コロナの影響で遊ぶ機会が減っている子供たち向けに、1日限定で行うものでした。  私たちから、具体的な企画を提案させていただき、おかでんチャギントンプロジェクトメンバーの方の指導を受けて、「写真撮影」、「チャガー探し」、「お面作り」、「お願い事」という4つのアクティビティを実現しました。  イベント当日までにチケットを完売することができ、イベントも無事に終えることとができました。  イベントの参加者アンケートの結果では、どの企画もお客様からの評価が高く、満足をいただいたことがわかりました。      私にとって、このイベントは、実践を通して、イベントの企画をどのようにつくるか、イベントを実現させるためにはどういったことが必要なのかを身をもって、知る機会となりました。  このイベント以外にも、実習では、路面電車の現状の問題点を見つけ、それについての改善策を出してみんなで話し合ったり、両備グループが運営している施設へ行ったり、たくさんの経験や知識を教えていただきました。  実習全体を通して、1つのことを行うための多くの方々との関わりや協調性が大切であることを学びました。仕事ではひたすら業務をこなすことも大切ですが、仲間との協調性や思いやりが必要だと改めて感じました。  正直にいうと、実習を始める前は、不安とプレッシャーでいっぱいでした。しかし、いざやってみると今まで感じたことのないような達成感を感じ、いつの間にか熱中している自分がいて、とてもやりがいを感じることができました。  この実習で得た知識や、お世話になった企業の方々との関わりや協調性の大切さを、今後の活動に活かしていきたいです。    「おかでんチャギントン」は、公共交通を「移動の手段から楽しむ目的」にするという狙...

地域マネジメント実習〜SDGs を知ってもらうために

  「SDGs」って知っていますか?  皆さん、いきなりですが「SDGs」って知っていますか?  地域社会や環境について勉強している人は、耳にしたことがある言葉かもしれません。  今、新型コロナウイルスの流行が世界的に問題になっていますが、世界または日本の中では、新型コロナウイルス以外にも、もっと前から問題に直面し、解決に向けて動いていることがたくさんあります。  そうした解決すべき諸問題のゴールを定めたのが、SDGs( Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)です。SDGs とは、持続可能性を損なうような世界で起こる問題を解決していくために、2015年に国連で開かれたサミットでつくられた目標のことです。SDGsは、世界中で起こっている、環境問題、生活難、差別などの問題を網羅し、2030年までに解決することを目指しています。  私たちは、3年生が前期に行う地域マネジメント実習で、環境学習センター「アスエコ」に受入れをしていただき、SDGsに関するプロジェクトに参加させいただきました。そのことを書いていきます。 環境学習センター「アスエコ」と実習の様子  環境学習センター「アスエコ」では、施設内の展示やイベントなどで地球や地域の環境についてその大切さを伝えていく普及啓発を行っています。  実習では、主に「SDGsカードゲームX」の岡山県版の作成、小学生向け出前授業の参加とそのほかに学習センター内の業務のお手伝いをさせていただきました。その中でも私たちは特に「SDGsカードゲームX」の岡山県版の作成に意欲的に取り組みました。  「SDGssカードゲームX」は、「SDGs」を実現するうえでのトレードオフを、身近なリソースで解決していくというものです。  トレードオフとは、例えば、気候変動防止のために、太陽光発電パネルを各所に設置するが、それにより土砂崩れや景観悪化の問題が危惧される場合があるなどです。  リソースとしては、ロボットや人工知能等の最先端な技術とともに、後楽園や美観地区など岡山にある地域資源を取り入れました。  トレーオフカードをひき、その問題の解決を手持ちのリソースカードで解決する物語をつくりだすという遊びになります。  実習の中で私たちは、小学生に「SDGs」を学んでもらうために、身近な岡山県の中で起こって...

池田動物園魅力引き出しプロジェクト◇最終報告会2019年度

みなさん、こんにちは!   今回の記事ですが、  少し前に紹介した「池田動物園魅力引き出しプロジェクト」を覚えていますか?まだ、ブログ見てない方は、ぜひそちらの記事もご覧ください。  さて、今回はそのプロジェクトの最終報告会及びパンフレット完成について紹介していきたいと思います!    もう 6 月に入ってしまいましたが、今年 2 月に「池田動物園魅力引き出しプロジェクト」メンバーは、プロジェクトの最終報告会に参加しました。  前記事で紹介しているので、ここでは詳しい内容は割愛させていただきますが、このプロジェクトは岡山市の「学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクト」事業に参加して立ち上がったもので、他大学の団体も多く参加しています。  今回の最終報告会では、各プロジェクトの代表者が取り組み内容を発表するのですが、最後に審査があり、最も優秀な取り組みを行った団体に決定されるとグランプリを獲得できるのです。  「池田動物園魅力引き出しプロジェクト」も、グランプリを目指し、 1 年間取り組んできました。       そんな気になる審査の結果は…     とその前に!  最終報告会の前には、「飼育員さんインタビュー」や「動物総選挙」に次ぐプロジェクト最後の取り組みである「リーフレットづくり」もしたのですよ!  こちらから先に紹介しますね~。  リーフレットは、 10 月に行った「動物総選挙」の結果(下の表)をメインに、池田動物園の動物たちはもちろん園内の撮影スポットも紹介するという動物園の魅力あふれる内容のものにしました。 動物総選挙の結果★ 上位 3 位を紹介!   見どころ部門   エンリッチメント部門 1 位 カワウソは顔が違う 1 位 レッサーパンダのアスレチック 2 位 岩山を駆け上がる鹿 2 位 チンパンジーの TOY ッチャー 3 位 長い...

チャギントン電車に試乗しました!!

こんにちは。  今回は、3年生前期の地域マネジメント実習の関係で、岡山電気軌道さんから、おかでんチャギントン(チャギントン電車)の試乗にお招きいただきましたので、その試乗体験のことを記事にします!   コロナウイルスにより運行を中止していた、おかでんチャギントンなのですが、試乗した6月 6 日 に緊急事態宣言の解除を受けて、土日祝日に限り、運行を再開しました。   マスクや消毒などの用意はばっちりで、乗客との距離感にも、敏感に反応している様子から、感染防止に 対する意識が高いと感じました。   試乗したところ、水戸岡鋭治氏がデザインした車内は、とても可愛らしく様々なところにキャラクタ ーがいて、一緒に乗車していた子供たちも喜んでいました。  座るところは、親子連れでも乗りやすく なっており、転落防止の柵もあり、快適で安全な乗り心地になっていました。   車内コンテンツとして、歌やダンス、ゲームがありました。乗車した際にもらえるカードは、一度の乗車では揃はな いので、何度も乗って、集めたいと思いました!   コロナウイルスにより閉鎖的になりがちですが、子供や大人も楽しめるので、おかでんチャギントン、おすすめです!  文責:今脇(3年生)

オンラインで新入生歓迎会

 今回は、5月29日に 、 z oom を使って 新入生歓迎会について 、 書きたいと思います 。  新型 コロナウイルスの影響で 今年度は4月頭のオリエンテーションの一環で行われる予定であった 新入生歓迎会が無くなってしまいました。    しかし 、 3年生の森本さんが 白井先生に掛け合ってくださったおかげで 、 z oom を使って 新入生歓迎会を行うことができました!   当日は、1年生8人、2年生3人、3年生5人、白井先生の計17名 が参加しました。    最初は、 全員で 名前・出身地などの軽めのあいさつをし ました。その 後、ブレイクアウトルームと い うz oom 参加者を、小さなグループにランダムに分けること が できる機能を使って1グループ4人~5人 が 集まり、たくさんのことについて喋りました。    高校時代の話、専修についての話、バイトやサークルの話、将来の話などについて 、グループを組み替えることで いろんな人と話すことができました。    1年生にとってはもちろん、2年生の 私にも 有益な情報が得られた と感じました。  1年前私も新入生歓迎会で先輩たちと初めて会って、沢山わからないことについて質問をしたことを思い出しました。  そんな自分が今回先輩として後輩にちょっとでも良い情報を渡せた事にうれしくなりました。  初めてのz oom を使ったイベントでしたが、 好評だったのでまた、いつかしたいと考えています。  その時は、皆さんも参加してみてはどうでしょうか?